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オタクな女性向ブログ。銀高愛。
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わたろう>
ちょ、その戦国武将ガチャピンはこちらでも普通に買えますか。
正直欲しいとしか言いようが無い。

という感じに、唐突な私信からで失礼します曾良です、こんばんは。
私のガチャピン仕様のPSPに是非つけたいストラップだと思いました。
ムックの扱いには爆笑してしまいましたが、もしや哀れむべきだったのかな…
ううん、あの二匹の力関係もなんか深いですよね。そして怖い。だって怪物だもの。

特にムックは子供一人くらい簡単に飲み込めそうなおくちをしているので、
幼少時代の高杉がちょっとびくびくしていたら可愛いんじゃないかなと思います。
それを知っている仔銀は、怖い話をしてビビッて夜に厠に行けない時などに
仔高に「俺についてこないとムックが来るぞ」と脅して一緒に来てもらうとかどうでしょう。
仔高はオバケなんて目に見えないものは信じてないけど
ムックは目に見えるし実在してるしヤダ怖い死ねよ銀時みたいな感じで。
銀魂の世界だから、村塾にもテレビとかありますよね。あると良いな。きっとある。

だって誕生日会でファミコンやるくらいですからね。そりゃ、ないとね。
あれ、スーファミだったっけ…ええと、九ちゃんの誕生会の時のお話です。
【ここに楽器を持ってくれば良かった】
(銀時×高杉+万斉)(【04.偏】のつづきの【05.弦】のつづき)


さて白夜叉はどうするのかと万斉が見守っていると、
突然の挑戦状に身体を緊張させていた銀時だったが、体勢を立て直したらしく
高杉と同じようににやりと、あまり主人公がしてはいけない類の笑みを浮かべて
今度こそ高杉の唇を奪った。二人の影が一つに重なる。
万斉はこのまま見ているべきか目を逸らすべきかという葛藤に襲われ、
そうこうしている内に銀時の瞳が開かれ、それは万斉の方をチラリと見た。

「っ!」

鋭いわけでも、柔らかいわけでもない。
形容出来そうにない視線に襲われ、万斉はぞっとする。
万斉の存在が見破られているだろうことは、とっくにわかっていた。
むしろ万斉の気配を読めないようではかつての白夜叉ではないだろう。
しかし、何故、今のタイミングでこちらを確認したのか。
銀時の瞳から敵意は見られなかったが、
何の感情も読み取れないからこそ万斉は恐怖に似た想いを抱いてしまう。
いっそ敵意であった方が良かった。
高杉を渡さない、とか、邪魔だからどっか行け、とか。
そんな単純なものでこそあれば万斉も苦笑出来たものを。

「高杉」

触れ合う身体を離して、銀時はやけに真摯な声を出した。
そして、驚くべき言葉を言う。

「愛してる」

その驚きは高杉も同じだったようで、目を見開いて、
何事かと状況把握に努めながら銀時を凝視していた。
目を細めて、銀時は繰り返す。

「とっても、だ……」
「……酔ってんのか」

静かな夜の街。月明かりの下で、優しく告げられる愛の言葉。
それに動揺する大の男二人はさぞや滑稽だっただろう。
万斉は高杉の狼狽という世にも珍しい光景をろくに眺める余裕がなく、
ただ今しがた向けられた視線と白夜叉らしからぬ言葉に困惑していた。
それと同時に、なんて綺麗な生き物だろうとも思う。
この生き物は、夜中の路地裏、高杉の目の前にしか現れないのだろう。
高杉はそれを当たり前のように感受し、目を閉じて、挑発して、くすくすと笑う。
普段と変わらない声音で。

「ったく、酔っ払いめ。柄にもない事を言うんじゃねぇ」
「でも、言いたい台詞って、これだろ?」
「はぁ?」
「お前にわかるかって、聞いてきたのは高杉だぜ」

大当たりだろう、と言って愛しげに微笑む。月明かりを背にして。
それは高杉でなくても眼に留めておきたいと思う光景だっただろう。
きらきら弾ける銀の髪と、高杉のさらさらした黒髪が揺れる。
何ていじましい二人だろうかなどと眺めている内に万斉はこれが
監視であり護衛であるということを忘れていく。忘れていたかったのかも知れない。
ただ目の前の作曲意欲を刺激する光景をいつまでも見ていたくて、
彼らの偏った愛情を愛する自分こそが偏愛の権化だと笑いたくもなった。
この形にならない感情を曲にしたい。或いは歌詞にしたい。そして吐き出したい。

「せめて、言葉になるうちに…」

闇に溶ける呟きは、高杉のもののようで、万斉のもののようでもあった。

+++++

そして振り返れば銀時のものでもあっただろう。

終わり。

引っ張ったわりに、という感じで申し訳ありませんが、
目標は銀高の恋心に感化されてしまう万斉と
銀さんに愛してるって言わせることだったので一応達成はしてます!笑
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