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オタクな女性向ブログ。銀高愛。
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周りの人たちが私に不用意にヤギを与えてくれるので
たまらん感動を味わっている曾良です、こんばんは。
ヤギってほんまかわええなぁ。なんなん?あのアホみたいな顔なんなん?
喧嘩売ってるようにしか見えない愚鈍な表情が最高に可愛いです。
つまりそんな可愛いヤギの着ぐるみを身に纏う弁護士は
私と破牙のためにジャンプ誌上に舞い降りた天使だということを言いたい。

あ、というか破牙といえば、
私が破牙大好きみたいな風聞が広まってるみたいで甚だ心外です。
べ、別に破牙なんて好きじゃないんだからねっ!勘違いしないでよねっ!///
私と破牙はお互いに坂田弁護士が大好きだという利益が一致しただけの
ビジネスライクな関係ですからね。そしてこれもただの妄想ですからね。

でも路亜さんの描く破牙はイケメンすぎて正直惚れました。
ありがとうございます!ご馳走様です!美味しかったです!
そして弁護士の眼鏡の反射が眩しくて直視出来ません…
なんたる胡散臭さ…そして可愛さ…美しさ…ああ、もう、存在が罪だよ!

…うん、そうだ、落ち着こう…それがいい、それがいいよ…
弁護士の事となると見境がなくなるのはそろそろ自粛していきたいですよね。
そろそろっつーかもう一年以上言ってることですけど。時間の流れぱねぇ。

追記は万高です。気持ち悪い文章ってものを目指してみました。
でも結局のところ成功したのか失敗したのか、自分じゃよくわかりません。

これが万斉の誕生日祝いとか言ったら何がしか怒られそうですけど、
でもすごく愛情込めました!万斉おめでとう、おめでとう!
うちが銀高サイトな所為で何かと可哀相な役回りが多い彼ですが、
グラサン外した顔が秀麗だろうと残念だろうと好き、だよ…ハァハァ
【沈黙の雨】
(万斉×高杉)


彼の苛立ちが手に取るようにわかる。
それは彼の感情が解りやすい性質をしているのではなく梅雨の近づいた今程度の時期が湿度を伴って人の感情というものを伝染させやすくしている為だと思われた。
その感覚は微温湯に浸かるよりずっと鬱屈で陰惨だ。染みひとつない純白のシーツがしっとり湿っているみたいに、身体中の産毛が殺戮の余韻を吸い込んで、汲み取って、だらしがないと嘆く暇もないように細胞ひとつひとつにそれらを埋め込んでいく。どれもこれも梅雨の所為。そして人の所為だ。万斉は混濁した意識の中で、たゆたう季節の狭間に責任を埋め込み、ようやくひとつの溜息を吐いた。
溜息を吐いたからといって、どうというわけでもなかったけれど。

「晋助」

何物も打開しない声音で万斉は高杉を呼んだ。苛立ちの最中にいる彼は、ちらりと一瞥を寄越したきり再び己の妄執に捕われて今にも貧乏揺すりか或いは家財という家財に八つ当たりを始めそうではあった。白く不健康な右足が時折思い出したようにびくりと跳ねる。それは何を思い出したが故の反射なのか万斉には解りかねたが、特に解りたくもなかった。しかし原因だけは考えてみる。正誤、善悪は意味がなく、ともかくこの憂鬱な空気を蒸発させてしまえるような契機が欲しかったのである。
高杉は何に苛立ち何故睨み如何いう衝動を抑えているのか。戦場駆け抜けた過去を思い出しているのかも知れない。それとも滲み出る殺意と良く似た殺人現場。テロリズムという横文字成り果てる亡骸。どちらにしても其処にいるのは亡霊に違いないのに世間で悪名名高い凶悪なテロリストである高杉晋助が死に損いの思念に捕われているなど些かお粗末な話に感じられた。
少なくとも万斉にとって実りのあるものは此処にはひとつも無かった。
(だから、続けた言葉は思いつき以外のものでは有り得ない。)

「晋助、苛立つのもわかるが」
「なぜわかる」
「ここで只イラついていても埒が明かない」
「明かせる必要はないな」
「ならば、拙者に抱かれて、少しは気を紛らわしてみては如何かな」

如何でござろう、なんて提案してみせると小刻みに揺れていた高杉の身体はふと音を止めて針のように鋭い視線がこちらを向いた。しんと黙り込んでいる彼の魂の音色は万斉の言葉に気を悪くした風でも戸惑っている風でもなく今ようやく万斉の存在に気が付いて、なんだそこにいたのか、程度のものだった。そんな穏やかな心の集まりでありながら高杉が不安定なのはそれこそ集まりだからなのだろう。心は(心というものが目に見えればの話だが)人間につきひとつか、多くてもみっつ程度が器の限界で、それ以上は壊れてしまう。所謂人格と呼ばれる枠組みが、だ。高杉はそれを何十何百と抱えておかしくなってしまった人間だと万斉は冷静な意識でそう思っていた。彼の心は異常だ。それは此処にある唯一の美しさといって良い。彼の苛立ち、彼の不安、彼から伝わる様々な煩わしいものが万斉の内面をじわじわと侵食していく心地良さの中で同時に吐き気を覚えながら、万斉はいよいよ彼に手を伸ばした。己の発した提案通りに彼を抱くためだ。それで気を紛らわせたかったのは間違いなくこちらの方だったとしても。

「梅雨時は気が滅入るものでござる…苛立つのも無理は無い」
「……そうだな、それがお前の発情期だということを俺は失念していた」

高杉は今日初めてふっと笑って、趣味の悪い下衆野郎だと吐き捨てた。
それはこちらの台詞ではないかと返すのは躊躇われたので無言の内に彼を組み敷く。衣擦れの音がする度に梅雨独特の薄暗い何かが救いの無い室内を満たしていくのを感じながら、やがて訪れる絶望の足音に耳を澄ませ、観念するように目を閉じた。高杉はもう一度笑う。くすくすと、低く、死に神の声で。
その声と視線に犯されている気がした。心を、皮膚を、脳髄を。
彼の身体を犯しているのはこちらの筈なのに、濡れた全身が疼いて仕方がなかった。
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