魔王第一話を見ました。ちょ、べ、べ、べん……っ! 萌え!!
+++++
両手がぬらりと光る。血だ。血に濡れている。
坂田は両手を掲げ、悠然と微笑んだ。
いつからだ。
これは。
いつから汚れている?
その鮮明な赤を眺めながら、それが幻だということもわかっていた。
実際は、身体の何処にも血などついていない。
けれど、見える。
見えてしまう。
この両手を染め上げる真っ赤な血。
いつもの白昼夢。
やがて全身を蝕んでゆくのだろう。
それをもう、何年も繰り返している。
(いつから?)
坂田の手が、一枚の写真を手に取った。
黒髪の若い青年が写っている。
手に付いた血が、じわりと写真にも染み込む。
幻だ。
現実は、そうじゃない。
血は流れていない。
「……私を、見つけられるのかい?」
ぽつ、と呟く。
殺人ゲームの幕開け、だなんて、陳腐な台詞だと思った。
これはゲームなんかじゃない。
夢幻を現実にするための儀式。
胸に光る弁護士バッジが、その全てを支えている。
今はまだ綺麗な両手。
いつか、本当に真っ赤に染まる時が来るだろう。
それが待ち遠しい。
本当なら今すぐにでもあいつを手にかけて、奪い取ってやりたい。
あいつの流す血液が、私の手を染める瞬間を夢に見る。
そして、失意に呑まれた瞳に問いかけよう。
命の灯火が消えかかり、恐怖に竦む身体を踏みつけながら。
俺が、天使に見えるか?――と。
+++++
全然こんな話じゃないです。笑。うまく書けないものだな…
「天使の弁護士」とか普通に笑いどころだと思ったんですけど違うのかな。
物腰柔らかなくせに目が冷たくてハァハァしました。大野くんありがとう。
タロットを使う弁護士とか萌えでござる。
教会は高杉先生に似合う場所だと思ってたんですけど、
黒い弁護士にも似合いますね。邪悪さが際立って良い感じです。
そういえば下の記事の続きですが、ヤケになって五千円くらいの
買い物をしましたが、メンバーズカードとかの値引きを駆使して
結果的に二千円の出費で抑えました。自分すごい、と思いました(別に)
PR